研究課題/領域番号 |
18K18287
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 神奈川大学 (2020, 2022) 静岡英和学院大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
崔 瑛 神奈川大学, 国際日本学部, 准教授 (60635770)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 起業家教育 / アントレプレナーシップ / 起業家精神 / 観光ベンチャー / 観光起業家 / 女性起業家 / 地域資源活用 / 新商品開発 / お土産 / アントレプレナー / 起業家育成 / 観光教育 / 観光ビジネス / PBL / 起業支援 |
研究成果の概要 |
本研究では,観光分野の起業家教育・支援の動向を①既往研究のレビュー,②国内外の事例調査を通して整理・考察した。また,日本全国の起業家教育の協力事業者への調査により,観光分野に特化した起業家教育の現状を把握するとともに,起業家精神育成の視点を取り入れた観光教育プログラムを設計し,実践・検討した。世界各国の観光教育においては,起業家教育の重要性が認識され,教授法やプログラム構築の方向性が議論されることを把握した。また,日本における観光分野に特化した起業家教育の必要性を確認した。長期的な計画のもとで,教育プログラムを構築できる基盤づくり,観光起業家教育モデルの構築と成果検証が今後の検討課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光分野の人材育成に関する学術的成果として,以下の内容があげられる。観光分野で今まであまり注目されてこなかった起業家教育の重要性に着目し,諸外国における今までの学術的成果をまとめ,観光分野の起業家育成,ならびに起業家精神育成の視点を取り入れた教育プログラムを設計するうえで,検討すべき教育内容や育成すべき能力に関する論点を整理した。また,観光分野で活躍する起業家へのインタユーを通して,起業家らの起業までのプロセス,課題と要望等,起業家の状況を把握し,起業家育成・教育に関わる知見をまとめた。観光分野の発展における重要な焦点である起業家の育成に特化した教育推進の方向性を考察した点に社会的意義がある。
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