研究課題/領域番号 |
18K18294
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
須賀 朋子 酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (50743085)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | ドメスティック・バイオレンス / 知的障害 / 発達障害 / 若年層 / 予防教育 / DV予防教育 / 発達の凸凹 / DV予防 / 知能検査 / ギフテッド / 高機能 / 知的・発達障害 / 中学生 / 性犯罪 / 性暴力 / 生命 / 安全教育 / DV / 高等部 / 愛着 / 高校生 / 介入研究 / 虐待 |
研究成果の概要 |
若年層を中心に起きているデートDVは、近年増加傾向にある。特に知的障害・発達障害がある生徒がデートDVに巻き込まれていることが社会問題になっている。しかし本人たちは、デートDVを受けていることに気づかずに、ひどい状況に陥ることが多い。また、相談をすることができない生徒も多い。これらのことを明らかにしていくために、特別支援学校・学級の経験がある教員にインタビュー調査を行った。また、特別高等支援学校の生徒にDV予防教育の介入授業を行い、アンケート調査を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知的・発達障害特別支援学校・学級の教員7名にインタビュー調査を行った結果から、全員の教員から、生徒がデートDV被害に巻き込まれたことを見聞きしていることが明らかとなった。また軽度の知的・発達障害をもつ生徒が通学する高等支援学校でのDV予防教育の授業後でも「誰かに相談できる」と回答した生徒は57.2%と6割にも届かなかった。このことから繰り返しのDV予防教育の必要性と、周囲の大人の注意深い見守りが必要であることが示された。
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