研究課題/領域番号 |
18K18314
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2020-2021) 富山大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
阿久井 康平 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 助教 (90779315)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エリアゾーニング / コンパクトシティ / 地域拠点 / レーダーチャート / 公共特性 / 商業特性 / 都市計画マスタープラン / Compact-Index / 都市のコンパクト性 / 居住特性 / 持続可能 |
研究成果の概要 |
本研究は持続可能なコンパクトシティを考えるにあたり、公共・商業サービスの観点から総合的に考究することを目的とした。グッドプラクティスとなる事例調査を踏まえ、富山市の8つの地域拠点に主眼を置き、拠点駅から駅勢圏800mに係る計302の町丁目を分析単位に、鉄道路線数、バス路線数、行政センター、総合病院、学校教育施設、都市公園等の〈公共特性〉、商業施設、郵便局、銀行等の〈商業特性〉を示す計18ファクターを用いてレーダーチャート化を図り、クラスター分析を行った。分析による9分類と地理的分布の関係を分析し、都市計画マスタープランの地域ビジョンの照合を行うなど、公共・商業機能の誘導などの方策を考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、居住特性、商業特性、公共特性といった評価指標を総合的に加味し、持続可能なコンパクトシティの特性を可視化・体系的に評価しようとするものであり、これまでの研究には見当たらない新規性や総合性を有する。また、最新のコンパクトシティに関する研究においては、長期的な人口予測を踏まえた柔軟かつ迅速な都市デザインの戦略、選択と集中によるエリア設定を行った具体的なコンパクトシティの政策が喫緊の課題として指摘されており、本研究で明らかにしようとする都市のコンパクト性や地域拠点の固有特性、そしてこれらに対応する戦略的なエリアゾーニングに資するデザイン手法の構築及び提案の一助として応答することが可能となる。
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