研究課題/領域番号 |
18K18320
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 東洋大学 (2020-2021) 東京工科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
鶴田 直也 東洋大学, 情報連携学部, 助教 (90757931)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 形状モデリング / 折り紙 / 見立て / 形状生成 |
研究成果の概要 |
本研究では見立て遊びを通したデザイン支援のための、折り紙を題材とした形状生成アルゴリズムやモデリングシステムについて研究した。特定の折り方のみを使用して紙を折りたたんだ形状群を自動的に生成し、その中にユニークな形状がどの程度含まれるかを調査する実験を行った。また、合同判定によるユニーク形状の抽出を応用して、折り手順を推定することが容易あるいは困難な折りたたみ形状の設計手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、数回の折りたたみ操作で生成される候補群にどのような形状が多くあるいは少なく出現するかを示した。折り紙の数理において折りたたみ方の候補が増加する様子は明らかでなく、その解明に貢献するものである。 また、折り紙は形の見立てを楽しめる身近な文化のひとつであり、こうした対象への数理的なアプローチを広く公開していくことは、社会的な数理への興味と理解を促進させることに繋がる点で意義がある。
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