研究課題/領域番号 |
18K18321
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
加島 智子 近畿大学, 工学部, 准教授 (30581219)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 農業情報 / 農業DX / 地産地消 / 産学連携 / 農業IT / 使いやすさ / インタフェース / デザイン / 情報デザイン / 農業デザイン / スマート農業 / 農業情報システム |
研究成果の概要 |
生産者の経験と勘によるノウハウの蓄積、農作物の価値の向上を目指し、これまでに生産者、消費者、直売所を繋ぐモデルを作り、コミュニケーションツールとしての情報システムの構築をおこなってきた。しかし、農業就業者の6割以上が高齢者ということもあり、IT機器を活用する意識が低い。これまで行なった道の駅における実証実験においても利用率を上げることが課題となった。そこで、本研究では生産者と消費者を繋ぐ新しい情報の形をデザインする。更に、農業分野にITを積極的に導入できるよう高齢者が直感的に操作でき、継続的な利用が可能なインタフェースデザインの研究を行い実証実験にて有効性を確かめる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では生産者と消費者を繋ぐ新しい情報の形をデザインした.デジタルトランスフォーメーション(DX)を用いて地産地消の取り組み拡大を目指すためにどのような地域デザインが課題であるのか明らかにした.実際に実証実験を行い,データ収集をして問題点を明らかにすることができた.市と農協などと連携を行い,農作物に関わる作り手,流通,使い手そして,それを繋ぐ地域社会全体のデザインを行い,現在の日本の農業を支える高齢生産者でも使いやすいシステム導入の設計を行なった.今後,市によるシステムの導入が決まっており,研究結果を反映する取り組みとなっている.
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