研究課題/領域番号 |
18K18323
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 岐阜市立女子短期大学 |
研究代表者 |
小川 直茂 岐阜市立女子短期大学, その他部局等, 准教授 (60564119)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 薬剤服用 / 残薬 / デザイン開発 / 医薬品リテラシー / 情報デザイン / くすり教育 / 薬剤 / デザイン |
研究成果の概要 |
本研究では、日本社会における薬剤服用環境の改善を実現するためのロールモデル構築をめざし、残薬問題をテーマに設定して包括的デザインアプローチ(調査・分析およびデザイン開発)に取り組んだ。主に患者側の視点から、残薬状況の把握支援のためのデザイン開発や、くすり教育実施後の若年層を対象とした医薬品リテラシーの現状調査と分析、医薬品リテラシー教育ツールのデザイン開発方針および機能コンセプト策定を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での取り組みを通じ、残薬問題を解決するための方策としてパッケージデザインや情報デザイン方面からのアプローチの有効性を示すことができた。また、医薬品リテラシーの現状分析から、患者の様々な行動傾向タイプに柔軟に対応する医薬品リテラシー教育ツールの必要性が明らかになり、さらに同教育ツールの媒体や機能などのコンセプトを具体的に抽出することができた。これらの研究成果にもとづき、今後薬剤服用環境に対してデザインアプローチの強化を図ることで、残薬問題の社会的解決を具現化することが期待できると考える。
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