研究課題/領域番号 |
18K18327
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
辻 泰明 筑波大学, 図書館情報メディア系, 客員研究員 (30767421)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 映像アーカイブ / 放送番組 / 国際展開 / 戦争映像 / インターネット動画 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦争資料映像の構成と国際展開を基軸として、日欧米の放送番組アーカイブを調査し、分析と考察の結果、以下のような観点についての知見を得た。 (1)日欧米における放送番組アーカイブの成立時期および生成の経緯、(2)放送番組アーカイブにおけるテレビ番組収蔵の特殊性についての日欧米の状況、(3)記録保存メディアの進化と放送番組アーカイブの発展過程における日欧米の比較、(4)番組保存に関する気運とアーカイブ構築の本格化における日欧米の差異、(5)欧米と比較した上での日本における放送番組アーカイブの課題。 これらの成果は、計3件の雑誌論文、計2件の学会発表、計4件の図書に発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、海外に存在する放送番組アーカイブについての研究は、いずれも概説と現状報告に留まっており、具体的な資料の編成と展開に基づいて、日本のアーカイブと国際比較をする研究は行われていなかった。 本研究は、この空白を埋め、日欧米の各アーカイブにおける戦争映像資料の構成と展開を比較分析することにより、放送コンテンツの国際展開に資する放送番組アーカイブ研究の基盤を構築した。 また、放送番組アーカイブが所蔵する映像資料の活用について、文化的・歴史的観点からの社会的意義を示した。
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