研究課題/領域番号 |
18K18362
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
榛葉 健太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80792655)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 大脳皮質 / マイクロ加工 / パターニング / iPS細胞 / 細胞移動 / 神経細胞 |
研究成果の概要 |
大脳皮質様の構造を培養皿の中で再現するための基盤技術の開発に取り組み,神経細胞の移動制御において重要な神経幹細胞の突起の伸長方向をコントロールするための技術,および神経細胞に対して対象とした部位に選択的に液性の因子を作用するための技術を開発した.これらの技術は,今後大脳皮質モデルの開発に重要な役割を果たすことが期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した手法は,神経細胞の移動方向において重要な,神経幹細胞の突起構造の位置を制御するための技術である.本後術は,今後大脳皮質構造を培養皿の中で再現していく際の基盤技術となりえる.大脳皮質のモデル化は,正常/異常な神経発生が起こる原因の解明に向けた重要な研究であり,基礎分野のみならず,疾患の治療法開発や創薬という実社会への貢献にもつながる点で意義が大きい.
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