研究課題/領域番号 |
18K18382
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90120:生体材料学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
赤木 友紀 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (40782751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | バイオマテリアル / 光機能性 / 薬剤溶出バルーン / 局所的薬剤送達システム / 冠動脈疾患 / 光応答性 |
研究成果の概要 |
冠動脈疾患治療の一つである経皮的冠動脈形成術において、再狭窄を防ぐ目的で薬剤溶出バルーンが用いられている。現状のバルーンの問題点は、大半の薬剤が血液中に漏出してしまうことである。一方で、光を併用した我々の提案システムの実現により、患部まで薬剤を確実に運び、患部でのみ薬剤を放出することが可能になる。本研究期間において、医療用バルーンと同素材の粒子を用いた概念実証を行い、保持能力、on/off制御能に優れていることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
冠動脈疾患治療に向けた内科的療法として、体内に異物を残さない薬剤溶出バルーン(DEB)が注目されており、問題視されている薬剤漏出の解決はDEBの安全的な使用を可能にする。また、冠動脈のみならず、従来治療が困難とされてきた狭窄箇所への応用が期待できる。
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