研究課題/領域番号 |
18K18395
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
長岡 亮 富山大学, 学術研究部工学系, 助教 (60781648)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 超音波計測 / 血流情報 / 高時間分解能 / 血流推定法 / 1.5D超音波アレイプローブ / 2次元血流推定法 / 3次元スペックルトラッキング法 / ベクトルフローマッピング法 / スペックルトラッキング法 / 3次元血流ベクトル計測 / 1.5次元アレイプローブ |
研究成果の概要 |
心疾患を未然に防ぐためには, 全身に血液を送り出すポンプの役割を果たしている心臓の機能を定量的に評価する必要があり, 心臓内の血流ダイナミクスは非常に重要な情報を有している. 特に, 左心室内の血流情報と心疾患との間には密接な関係があることが知られている. 本研究では, 左心室内3次元血流ベクトルの高時間分解能計測を実現するために, 1.5D超音波アレイプローブの設計および開発を行うことを目的とした. また, 血流速度ベクトル推定法を提案し, シミュレーション実験およびin vivo実験によって提案手法を評価した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.5D超音波アレイプローブの使用と広く普及している超音波診断装置のソフトウェアを改良することによって, 臨床の現場でも左心室内の血流速度ベクトル情報を高時間分解能で計測可能となり, 国民の生活の質の向上にも大いに貢献することが期待出来る. さらに, 本研究は血流だけではなく, 血管壁や心臓壁のダイナミクス解明にも応用可能であり, それらの動態も定量的に評価可能となることが期待出来る.
|