研究課題/領域番号 |
18K18397
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 一般財団法人ファジィシステム研究所 (2020-2021) 大阪大学 (2019) 東京大学 (2018) |
研究代表者 |
井上 佳則 一般財団法人ファジィシステム研究所, 研究部, 主任研究員 (20402505)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 光センサ / 能動カテーテル / 曲げセンサ / 医用システム / ソフトロボティクス / 医用工学 |
研究成果の概要 |
水圧能動カテーテルシステムは近年適用範囲が拡大している低侵襲医療の術者支援システムであるが、適用部位が繊細な組織であるため高い安全性が要求されている。本研究では光学式屈曲センサを統合することでコンセプトレベルにおいて漏電のおきない高安全性システムを提案・構築を行った。光センサの試作、試作センサの出力特性の取得、理論モデルの構築、水圧能動カテーテルシステムと統合した制御システムの設計と評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来の体内挿入型医用システムが直面する問題である高安全性システムの構築方法をコンセプトレベルでの解決を目指したものである。先端位置、姿勢、接触力と測定するセンサシステム、アクチュエータ、躯体に至るまで体内挿入部では、電力を使用せずに実現可能性を示した本研究は、従来とは異なる医用支援システム構築法であり、医用工学分野の発展に寄与することが期待される。
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