研究課題/領域番号 |
18K18401
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
鯉渕 晴美 自治医科大学, 医学部, 准教授 (20382848)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 超音波 / バイオフィルム / カテーテル関連血流感染症 / 表皮ブドウ球菌 / 治療 / 感染症 / カテーテル |
研究成果の概要 |
期間全体を通して超音波照射によるバイオフィルム形成阻害効果を確認した。6穴wellにおいて、照射強度が10-20mW/cm^2 の非常に弱い強度でも、形成阻害効果を確認することができた。形成阻害にもっとも有用なパラメーターはDuty比とPRTである可能性がしめされた。 カテーテル内腔・外壁への照射効果も検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病院内では、体内にカテーテルを挿入して治療を行うことも少なくない。このカテーテルに細菌が感染して発症する「カテーテル関連血流感染症」は治療が難しい感染症のひとつであり、発症すれば入院期間の延長や医療費増加にかかわる。また、カテーテルに細菌が感染しバイオフィルムを形成するとさらに治療は難しくなる。本研究は、超音波照射による細菌のバイオフィルム形成阻害効果を検討することによって、このカテーテル関連血流感染症の予防・治療に役立てようとするものである。
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