研究課題/領域番号 |
18K18410
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 香川高等専門学校 |
研究代表者 |
石井 耕平 香川高等専門学校, 機械電子工学科, 准教授 (40710653)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 爪 / ウェアラブルデバイス / 脈波 / 遠隔モニタリング / 付け爪 / ウェアラブルセンサ / 生活環境下 / バイタルセンシング / 生体計測 |
研究成果の概要 |
付け爪型心拍センサは爪には汗腺、感覚神経がないことに着目した装着感のないウェアラブルデバイスである。これまでに計測系の電力消費が多く、付け爪サイズの電池では数時間しか計測できないことや、体動由来の外乱が重畳し、安定した脈波計測ができないことが課題として残されていた。本研究では、爪表面に存在する微小ひずみを爪に貼り付けた圧電フィルムにより電気信号に変換することで、センサ素子への電力供給なしに、脈波を取得できることを示した。また、計測回路、無線通信回路、電池を内蔵したプロトタイプを開発し、8日間の連続計測に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
爪表面に存在する心拍由来の微小ひずみを利用して、センサ素子への電力供給が不要な脈波計測法の実現可能性を示した。大きな電池を搭載できないウェアラブルデバイスにとってこの計測法は、新たなアプローチであり、学術的意義のある研究といえる。この技術を発展させることにより長期間にわたり不快な装着感なく、患者の健康状態を見守ることができる可能性があり、社会的意義のある研究といえる。
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