研究課題/領域番号 |
18K18413
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清水 公子 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (50814688)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | Microperimetry3 / 黄斑疾患 / Microperimeter3 / マイクロペリメトリーMP3視野計 / 網膜感度 / マイクロペリメトリーMP3視野計 / 光干渉断層計 / 網膜外層 / 網膜色素上皮 / 網膜自発蛍光 / 慢性中心性漿液性網網脈絡膜症 / 網膜視細胞層 / 網膜色素線条 / マイクロペリメトリー / 黄斑変性 |
研究成果の概要 |
マイクロペリメトリーMP3視野計は視線追跡機能が搭載されており、眼底像を直接確認しながら刺激光を投影し、固視ずれに影響されることなく網膜感度を測定している。本研究では、網膜疾患を有する固視不良患者にMP3視野による視野計測を施行し、以下2項目の結果を得た。①光干渉断層計や眼底自発蛍光から得た網膜構造とMP3で測定した網膜感度は対応していた。②MP3を用いた網膜感度は、従来の静止視力よりも網膜構造を反映していた。以上を踏まえ、MP3視野計は、網膜疾患を有する患者への網膜機能評価系として有用であり、従来の視機能評価系である静止視力と比較し、遜色ない評価系になると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光干渉断層計(OCT)や眼底自発蛍光(FAF)などから得られた網膜構造と、MP3で測定した網膜感度を眼底画像上で重ね合わせることにより、網膜構造と網膜機能の関係をより精密に解析できる。また従来の視機能検査に加え、黄斑部の視機能を詳細に評価できるMP3を用いることで、これまでの治療効果判定結果がかわり、より正しく解析することで、新知見が出る可能性がある。
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