研究課題/領域番号 |
18K18415
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
|
研究機関 | 筑波大学 (2019-2020) 九州大学 (2018) |
研究代表者 |
神保 教広 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10650559)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 小児外科 / 外科教育 / 内視鏡手術 / 網羅的疾患シミュレータ / 小児 / 腹腔鏡下腎盂形成術 / 内視鏡外科 / 客観的技術評価 / 育成システム |
研究成果の概要 |
技術革新の進む医療現場において、特に外科領域での技術進歩は著しく、技術進歩と並行して外科医の教育を考える事は大変重要な事である。特に日本の将来を担う小児への安全な外科医療提供は必須であるが、一方で疾患希少性による外科医の経験不足が懸念される。我々はこれまでにも客観的技術評価システムを備えた網羅的小児内視鏡手術シミュレータ開発を行っており、同シミュレータに新たに腎盂形成モデルの開発と同シミュレータを用いた外科医育成の取り組みを行い、また安全な医療を提供するための術前シミュレーションへの応用を行って、その有用性について各学会で報告した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
客観的技術評価システムを備えた網羅的疾患シミュレータ開発とその応用は、外科医の教育を考える上でこれまで定量的評価が難しかった外科医の技量を定量化することで、技量の習得過程を科学的に理解する事が可能であり、その解析により効率的な外科医の後進育成につながる研究である。 また、外科医育成システムの構築は安全で安定した技量を有した外科医の育成につながる事から、より安全で優良な外科医療を安定的に提供する事を可能にすると考えられる。
|