• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

3Dバーチャルリアリティと触覚技術を融合させた高齢者リハビリ システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K18426
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90150:医療福祉工学関連
研究機関東北大学

研究代表者

佐藤 啓壮  東北大学, 医工学研究科, 特任講師 (90513614)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード3DVR / ハプティックイリュージョン / リハビリテーション / ゲーミフィケーション / 3DVR / バーチャルリアリティ / ハプティック刺激 / 運動方向誘導 / 3D VR / 仮想現実 / 高齢者 / ハプティック
研究成果の概要

視覚による3DVRと指先に与えた振動を用いた、触覚による新たなリハビリテーションコンテンツ開発の基礎データを研究した。振動を与えて疑似的な運動感覚を起こさせるハプティックイリュージョン現象を高齢者と若年者間で比較した。結果、高齢者は若年者に比較し、振動周波数で40Hz、80Hz、160Hzで有意に正解率が低く、120Hzでは差が生じなかった。また、振動強度での比較では、低強度から高強度まで一貫した特徴が無く、全体的に高齢者の方が正解率が低かった。運動方向が全く分からないと答えた不明率では差が無かった。軸方向による比較では、高齢者は右方向、下方向で有意に正解率が低い差が生じた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

3DVRを用いたリハビリテーションは近年、新たな訓練手法として様々な取り組みがなされている。特に高齢者に対する3D VR曝露に関する基礎的研究は運動、認知機能など様々な影響を与えると推測され研究が盛んに行われている。本研究は高齢者へ視覚情報のみの3D VRだけではなく、触覚を複合させた新たな若年者の反応と比較する事で、3D VRの高齢者リハビリテーション利用に際する、身体的、精神的相違を明らかにする事を目的として行われ、運動感覚を疑似的に体感できるハプティックイリュージョンにおいて、感覚や正確性などに差があることを報告した。これは、今後、3DVRコンテンツを製作する上での重要な意義となる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 自己運動錯覚による運動誘導感覚の若年者と高齢者の比較2021

    • 著者名/発表者名
      佐藤啓壮
    • 学会等名
      第76回日本体力医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi