研究課題/領域番号 |
18K18446
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
超高齢社会研究
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
五十嵐 歩 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20595011)
|
研究分担者 |
福井 小紀子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (40336532)
池崎 澄江 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60445202)
柏木 聖代 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (80328088)
山本 則子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (90280924)
成瀬 昂 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (90633173)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 長期ケアの質指標 / アウトカム / プロセス / 在宅ケア / 介護施設 / 地域包括ケアシステム / ケアの質指標 / 長期ケア / 高齢者 / 介護保険施設 / 医療療養病床 / Long-term care / アウトカム質指標 / 施設 / 在宅 |
研究成果の概要 |
本研究では、在宅・施設・療養病床において共通して使うことのできる長期ケアの質指標を開発し、表面的妥当性、実施可能性、評価者間信頼性の検討を行った。在宅領域の訪問看護師らを対象に開発した質指標は、介護施設、慢性期病院等の長期療養施設に居住する高齢者にとっても活用可能な指標であることが示唆された。一方、心理社会的側面および家族のウェルビーング等に関する指標の実施可能性と評価者間信頼性に課題があることが示された。今後、質指標の活用に向けた課題とその解決策について検討を重ねることで、長期療養施設における高齢者ケアの質の向上に寄与する可能性がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、在宅・施設・療養病床において共通して使うことのできる長期ケアの質指標が開発された。本指標ではプロセス・アウトカムの両側面を同時に評価できるため、アウトカムを改善させる対策としてプロセスの見直しが可能であり、またその取り組みの効果をデータにより検証することができる。本研究を多様な長期ケアの場で活用することにより、継続性の担保された質の高いケア提供につながることが期待される。
|