研究課題/領域番号 |
18K18485
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藍谷 鋼一郎 九州大学, 人間環境学研究院, 学術共同研究員 (50567336)
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研究分担者 |
末廣 香織 九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (80264092)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | アーバン・カタリスト / 都市再生 / 都市改造 / オリンピック / インテグレーテッドリゾート / 波及効果 / 都市の記憶 / 都市の文脈 |
研究成果の概要 |
世界中に蔓延した未曽有のCOVID-19により2020年3月から2年以上に渡り厳しい渡航制限を行った。調査期間を1年間延長したが計画していた海外調査(ノルウェー、ドイツ、ブラジル)を中止せざるを得なくなり研究対象地や目的を縮小化することで対応した。 海外調査ではバルセロナ、メルボルンおよびシドニー・オリンピックを契機とした都市改造、ビルバオの都市再生、ダラスにあるクライド・ワレン公園、ボルティモア・インナー・ハーバー、ネバダ州ラスベガスのIR(統合型リゾート)について、国内調査ではアートを起爆剤とする都市再生に関して、直島、犬島、豊島における波及効果と再生のメカニズムについて調査・分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Urban Catalystとは連鎖的な開発や周囲への望ましい波及効果を引き起こす開発を指す。本研究は、Urban Catalystによって引き起こされる都市の変化を追跡し、再生のメカニズムを明らかにすることで都市再生を試みる手法の構築である。日本においては再生手法としてのUrban Catalystが明確に定義付けられていないが、結果としてUrban Catalyst効果を及ぼし都市に活力を与えた都市再生事例は数多くみられる。Urban Catalystによる編集型アーバンデザインは、持続的な都市形成に向けて、都市の記憶を継承し都市再生を行っていく上で極めて有効な手法である。
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