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中古語における潜伏疑問文の探索と名詞句の意味記述に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K18502
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分2:文学、言語学およびその関連分野
研究機関福井大学

研究代表者

高山 善行  福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (90206897)

研究分担者 西 耕生  愛媛大学, 法文学部, 教授 (30259452)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード文法史 / 中古語 / 疑問文 / 名詞句 / 潜伏疑問文 / 連体ナリ / 動詞「知る」 / 古代語
研究成果の概要

本研究は、中古語における潜伏疑問文の探索方法を開拓することが主たる目的である。その準備段階として、現代語の意味論、語用論研究の成果を名詞句の記述に導入することも重要となる。本研究では、西山佑司氏が推進する現代語の名詞句の理論的研究を中古語に応用し、これまでまとまった調査がなされていなかった潜伏疑問文の抽出に成功した。
本研究における探索のプロセス、実際に抽出した潜伏疑問文の用例(現代語訳付き)、現時点での簡略な分析については、国語語彙史研究会で口頭発表を行うとともに、研究成果報告書を刊行し、専門分野および関連分野の研究者に送付済みである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、第一に中古語の疑問文研究、名詞句研究を進展させるものであるが、調査・分析データを活用することにより、現代語や他言語の研究にも寄与する。潜伏疑問文は、平叙文と疑問文の中間に位置するものであり、文法研究のポイントとなる。また、名詞句の記述は語彙研究につながる。本研究の学術的意義は大きいといえる。
本研究の成果は、今後古語辞典の編集に影響を与えることになり、古典語理解、古典語教育を進展させるであろう。それによって、国内外の人々の古典文学、日本文化への理解が深まっていく。社会的意義においても大なるものがある。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2019

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 中古語の潜伏疑問文をどう捉えるか2021

    • 著者名/発表者名
      高山善行
    • 学会等名
      国語語彙史研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 文法の史的対照は何をもたらすか―「連体ナリ」と「ノダ」の比較2019

    • 著者名/発表者名
      高山善行
    • 学会等名
      日本語学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 文法史研究の最前線2019

    • 著者名/発表者名
      高山善行
    • 学会等名
      愛媛国語国文学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2023-01-30  

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