研究課題/領域番号 |
18K18518
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
神田 和幸 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 外来研究員 (70132123)
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研究分担者 |
木村 勉 豊田工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (80225044)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 新手話学 / 新構成素 / アーカイブ / 神田文庫 / 手話変種 / 手話変遷 / 言語起源論 / 手話文法 / 手話認識 / 手話のCL / OpenPose / 像素 / 運動体 / 描素 / 構成素 / ディープラーニング |
研究成果の概要 |
過去の資料をスキャナでPDF化する作業を進め、手話学アーカイブ作成の公開資料作成することもできた。手話アーカイブを公開するにはインターネット上にプラットフォームを作成する必要があるが、レンタルサーバの確保、プラットフォームの選択など、専門業者のアドバイスと提案を受け検討中である。コンテンツは独自にインターネット上にプラットフォームを構築し、その中に当該研究期間のみならず、過去の研究実績や参考資料などを搭載し公開できるようにした。当該プラットフォームは神田文庫(https://kanda-arc.net)として、一部はすでに公開済である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語普遍主義の枠組みに拠らない新手話学の構築として、過去文献の検証から始め、新構成素の提案、歴史的変化の考察と検証、定点観測による現代手話の変化の測定、手話の言語起源論など幅広い見地から、手話という言語の特色を研究した。定点観測地としては、未教育聾者の存在や標準手話の聾者、聴者指導員など様々な手話使用者が混在している地域として、新潟市の施設を選定し、モニターカメラの録画や被験者としての動画像などを収集した。 手話の機械認識を研究するグループに協力する形で、言語理論的な側面を援助すると共に、人工知能による言語解析の手法も研究した。
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