研究課題/領域番号 |
18K18519
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
浅原 正幸 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, 教授 (80379528)
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研究分担者 |
加藤 祥 目白大学, 外国語学部, 専任講師 (40623004)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 比喩表現 / 直喩 / 隠喩 / 指標比喩 / 結合比喩 / MIP / 比喩 / コーパス / 語義 / アノテーション / 日本語 / 意味 |
研究成果の概要 |
『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を元にした指標比喩(直喩)データベース・語義に基づく比喩データベースを構築した。前者の指標比喩データベースについては、中村明著『比喩表現の理論と分類』に基づく指標比喩データベースとともに整理をしたうえで、2022年夏に公開する。 語義に基づくデータベースについては、国際会議 RaAM 15 (15th Researching and Applying Metaphor Conference: 2022年9月 online)に採択された。今後、論文誌に投稿するとともに、語義に基づく比喩データベースの公開準備を進める。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語において、電子化された大規模な比喩データベースは限定的であった。今回、文学作品を主とした中村明著『比喩表現の理論と分類』の電子化データに加えて、新たに『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の書籍・雑誌・新聞データを対象に指標比喩・結合比喩の情報を大規模に付与した。これにより定量的に比喩表現の使用実態が評価できるようになった。 さらに同データには一般の方が比喩と捉えるかどうかについての知覚実験結果を付与した。定量的に比喩表現の受容過程を評価できるようになった。
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