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古生物デジタル標本の登録・保管・再利用システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K18523
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
研究機関九州大学

研究代表者

伊藤 泰弘  九州大学, 総合研究博物館, 准教授 (30447354)

研究分担者 伊庭 靖弘  北海道大学, 理学研究院, 准教授 (80610451)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードデジタル標本 / 古生物学 / 化石 / キュレーティング / データ活用 / 古生物 / データ保管 / 博物館 / 三次元
研究成果の概要

本研究の目的は、博物館における化石標本のデジタルデータについて登録・保管・再利用できる研究基盤システムを構築することである。これまでに貝化石や現生貝類を中心に、様々な形式の三次元形態データを取得・収集した。その上で、取得した一次データを効率的に管理するために研究室内10GBのLANで接続したNASサーバ管理システムを構築した。今後は、セキュリティや検索性を向上させながらシステムを改良する。さらに、三次元データを公開するためのウェブサイトを試作した。現段階では簡易的な機能のみであるが、引き続き利便性の高い3Dビューアや、アクセス性・著作権等を解決した上で公開用のウェブシステムを構築していく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

取得した三次元データを効率的に管理するNASサーバ管理システムを構築し、研究室内のデータ利活用体制を強化した。今後、システムを改良して、データの安全性、アクセス性等の向上を進め、これらの一次取得データのダウンロード機能を実装させて公開することで、古生物学等の研究の進展に貢献できることが期待される。また、研究者や一般市民が三次元データを閲覧・利用できるウェブサイトを試作・開発した。さらに、博物館展示などへのデータの活用も見据え、タッチパネルで操作する情報キオスク端末でも利用可能なシステムを開発した。これらの成果は、古生物学研究の発展だけでなく、教育や普及活動にも広く活用されることが期待される。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2025-01-30  

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