研究課題/領域番号 |
18K18540
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
沼田 真也 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (20391138)
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研究分担者 |
保坂 哲朗 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (50626190)
高木 悦郎 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 助教 (60718675)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 熱帯雨林 / 哺乳類 / カメラトラップ / ビデオ映像 / マレーシア / 保護地域 / 映像 / ビデオ / 観光 / 野生生物 / 国立公園 / 自然ツーリズム / 保全 / 生態教育 / 保護地域管理 |
研究成果の概要 |
本研究は、東南アジア熱帯雨林を有する半島マレーシア、ジョホール州、エンダウロンピン国立公園およびタマンネガラ(国立公園)において、野生生物の生態学的研究手法(センサービデオカメラトラップ)を活用した観光アトラクションプログラム(バーチャルハンティングプログラム:VHP)の開発を進めた。新型コロナウイルスパンデミックにより、現地調査を行うことが困難になったが、映像データの入力支援ツールの開発、映像データベース化を進めつつ、これらのデータを用いて観光利用が野生生物の生態に与える影響についての知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保護地域は生物多様性保全における主要な取り組みである。しかし、多くの保護地域管理者や行政がデータを収集するためには人的・財源的な成約が厳しい。そこで、保護地域においても観光のような外部の力を活用し、保全と持続可能な利用を実現することが期待されており、そのためには保全と持続可能な利用を実現するための生物多様性に関する科学的基盤を整備することが不可欠である。本研究を通じて進めたVHP開発から、保全や観光管理の科学的検討に必要となる野生生物や観光客に関する多くのデータを取得し、保護地域管理において必要となる実務的な知見が得られた。
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