研究課題/領域番号 |
18K18564
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
宇田川 元一 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (70409481)
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研究分担者 |
黒澤 壮史 日本大学, 商学部, 准教授 (10548845)
佐々木 将人 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (60515063)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | オープンイノベーション / イノベーション / 企業変革 / 対話 / ナラティヴ / ナラティヴ・アプローチ / 新規事業開発 / 価値基準 / イノベーション推進 / クラウドファンディング / プラットフォーム / アクセラレータ |
研究成果の概要 |
本研究は日本企業におけるイノベーションの推進、とりわけオープンイノベーションの推進にフォーカスし、その実践がいかにして可能かを明らかにすることを目的に研究を行った。 既存研究からは、イノベーションを推進するためのマクロ組織的な方策は明らかにされているものの、どのように実践可能かは明らかにされていないことがわかった。また、ナラティヴ・アプローチの諸研究からは、対話的な取り組みが、実践には欠かせないことがわかった。 そこで事例研究を通じて、イノベーションの推進について調査を行った。その結果、マクロ組織的設計に加え、対話的な実践が重要であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、一度事業として成熟した日本の大手企業が、どのようにして再度イノベーションを生み出していくことができるか、という点について調査と文献研究から考察を行った。なぜこのような研究を行う必要があったのかといえば、既存のイノベーションの研究は、どのような組織デザインを行えばよいか、ということについては示しているものの、どのようにそれを進めていくことができるのかを十分に明らかにしていなかったからである。本研究は、対話の実践がその鍵になると考え、ケーススタディを行ったこところ、やはりそうした対話的取り組みが実践においての鍵になることが明らかになった。
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