研究課題/領域番号 |
18K18575
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 中央大学 (2019-2020) 大阪大学 (2018) |
研究代表者 |
阿部 顕三 中央大学, 経済学部, 教授 (00175902)
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研究分担者 |
安達 貴教 名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (50515153)
花薗 誠 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60362406)
大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 日本酒産業 / 消費者行動 / 産業組織 / 酒造組合 / 輸出能力 / 代替関係 / 不完全競争 / 流通 / 内部組織 / 貿易 / 日本酒 / 生産能力 / 輸出プロセス |
研究成果の概要 |
本研究では、日本酒の経済分析(サケノミクス)に関する萌芽的研究を行った。調査研究では、聞き取り調査によって、日本酒の生産者の効率化や輸出と差別化の関連に関する示唆を得た。実証研究では、小売データを用いて、季節的な消費行動の変化や他のアルコール飲料との代替性などについて示唆を得た。また、理論分析おいては、大企業と小企業が共存する経済モデルを応用し、日本酒に対する需要変化の影響を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで焦点の充てられてこなかった日本酒の経済分析(サケノミクス)に初めて着手した。日本酒産業は日本の伝統産業の一つであり、独特な生産方式、企業(酒蔵)組織、産業組織の特徴を明らかにし、それらの特徴を捉えた経済分析を行う点で重要な意義がある。また、日本酒産業の発展に寄与する政策の立案にも示唆を与えるものである。
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