研究課題/領域番号 |
18K18577
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
國部 克彦 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (70225407)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | マテリアルフローコスト会計 / MFCA / 環境 / アジア / サーキュラーエコノミー / 環境マネジメントシステム |
研究成果の概要 |
本研究は,アジアにおけるマテリアルフローコスト会計(MFCA)の開発と普及に関して,日本,中国,台湾の東アジア地域と,ベトナムとタイの東南アジア地域に分けて研究した。その結果,MFCAの開発段階については各国で相違があること,普及させるためには段階的な取り組みが必要であることが明らかになった。また,ISO14051のようなMFCAの国際標準の影響は大きく,今後は,中小企業向けの標準であるISO14043の活用がカギになることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境問題の克服のためにはアジア諸国の対応が鍵を握っているが,環境保全活動にはコストがかかるため発展途上国には大きな課題があった。MFCAは,発展途上国では環境保全と経済成果の2つの目的を達成する手法として注目されており,本研究において,アジア地域におけるMFCAの開発と普及を促進させるための方策が明らかにされたことは大きな社会的意義がある。また,これまで未解明であったこれらの地域でのMFCAの動向が明らかにされたことは学術的にも重要な意義を持つ。
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