研究課題/領域番号 |
18K18584
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 (2019-2022) 慶應義塾大学 (2018) |
研究代表者 |
三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
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研究分担者 |
徳川 城治 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (80348945)
三橋 立 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50286720)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 経営学 / 医療安全 / 医療現場 / 組織学習 / 臨床現場 / 学習 / 進化論的アプローチ |
研究成果の概要 |
本研究では2つのサブ課題を通じて、組織学習理論の医療現場への応用を行い、医療現場における問題を解決し、理論自体に新しい知見を提示することを目的とした。サブ課題の1つでは、低コストな介入方法としてフィードバックを行うことで、単に医療サービスの質が向上しただけでなく(加療までの時間についての平均値が低下した)、医療サービスの安定性も向上した(加療までの時間についての標準偏差が低下した)。また、パンデミックが医療機関に与える影響に関するサブ課題では、東京オリンピックなどの社会的インパクトの大きいイベントの成果判別において、社会不安によって発生する患者行動の変化をも勘案すべきであることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの先行研究によれば、例えば、病院搬送時のプロトコルの大幅な変更による時間短縮や、オフ・サイト研修をも含む職場全体の改善運動の一環としての時間短縮例が報告されていた。しかしながら、これらの相応の金銭的コストだけでなく、また、プロトコル変更という組織変革コストも発生する。これに対し、本研究ではフィードバックという低コスト介入によって、医療従事者のパフォーマンスが大幅に向上することを明らかにした。特に、制度上、もしくは、認知的に正しい時間を認識していない時に、時間に関するフィードバックは有効に働くのではないかという結論が得られた。
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