研究課題/領域番号 |
18K18597
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
森川 英明 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (10230103)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 繊維材料 / 衣生活 / テキスタイル / 計量書誌学 / テキストマイニング / 多変量解析 / 社会 / 国際化 / 都市 / 生活科学 / 社会学 / 繊維工学 / Knowledge Management / 情報連関解析 |
研究成果の概要 |
「未来」を予見した社会的課題解決のためには,社会や産業の動向,人間の生活環境の変化等を俯瞰的に捉え,科学・技術との連関を解析することにより,新たな学術的研究課題を設定することが重要と考える.本研究では,主に繊維分野の国際学術雑誌を対象に計量書誌学・科学計量学的手法を用いて時系列/カテゴリー分析などの解析を行い,時代と共に変化する「物質」「機能」「手法・技術」等の研究トピックスを捉えることができた.さらにこれらの結果を元に現代社会における課題を抽出し,関連する新たな特徴的研究領域(環境からの水収集やエネルギー,センシングなど)を設定し,具体的研究により国際的発信を行うなどの取組を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はWeb上のビッグデータを対象に計量書誌学的解析を行うことにより,これまでは捉えきれなかった学術・研究の変遷をある程度の解像度(精度)で捉える手法が構築できた点で意義があると考える.また同じ学術情報でも出典により異なる変遷を辿ることが知られた.これらの成果は科学・技術史上の観点から,現代の科学・技術の変化を期間と項目・領域で捉え,さらに他の学術情報との連関により未来に向けた新たな研究トピックスの創出に繋がった.トピックスは持続可能な社会やスマート社会に関するものが選ばれ,いくつかの具体的な研究を進めて一定の結果を得,国際学術雑誌に発表することで新たな研究領域の発信を行うことができた.
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