研究課題/領域番号 |
18K18606
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
藤田 徹 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (80238576)
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研究分担者 |
畠中 耕 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (70348126)
泉 啓 岩手県立大学, 社会福祉学部, 講師 (20646426)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 相互行為 / 専門能力 / 事実の記述 / ソーシャルワーク演習 / ロールプレイ / 記録をとる能力 / <記録>をとる / 「事実」の見極め / 「聴く」アプローチ / 「事実」の記録 / 社会福祉士 / 養成教育 / エスノメソドロジー / 質的記述 / 演習授業 / ソーシャルワーク / 「いま-ここ」における実践 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、「いまーここ」における実践を明らかにするエスノメソドロジー(以下、EM)の手続きを社会福祉士養成教育に導入する効果の見極めることにある。それを「演習」「ロールプレイ」「記録」をテーマとして進めた。既存の社会福祉士養成教育が手がけるテーマの課題、「演習」の習得すべき専門能力をの不明確化、「ロールプレイ」の漠然とした経験と振り返り、「記録」の方法的な学習機会は皆無などに対するEM導入の効果を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、社会福祉士養成教育の抽象的限界を打破することを目的とした。既存の社会福祉士養成教育は、教科書を用いた座学が圧倒的に多く、実践現場で求められる専門能力の習得はごく限られた機会に止まってきた。その課題に対して、「いまーここ」における実践を解明するエスノメソドロジーの意図と方法は、極めて有効であり、その効果は、社会福祉士の社会的責任を全うする上で必須な能力であることを明らかとした。
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