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コシヒカリに由来するレジスタントスターチ含量が高くて食味も良い米の育種

研究課題

研究課題/領域番号 18K18608
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分8:社会学およびその関連分野
研究機関石川県立大学

研究代表者

本多 裕司  石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (40399382)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワード難消化性澱粉 / コシヒカリ / 重イオンビーム / レジスタントスターチ
研究成果の概要

コシヒカリに重イオンビームを照射した変異米1,000系統以上から、変異米の難消化性を分析し、難消化性を示すとともにコシヒカリの食味を維持した系統の育種を目的とした。α-アミラーゼによる分解性を指標とした初期スクリーニングから難消化性を示すと考えられた系統をいくつか選抜する事ができた。その後栽培を重ねて選抜した系統の性質を追跡したが、選抜当初に見られた難消化性が次世代に継承されるにはいたらなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

難消化性澱粉(RS)は血糖値の上昇抑制や脂質代謝の改善など食物繊維と同様の働きをすることが報告されており、RSを多く含む食品の機能性が注目されている。食味が良くRS含有量が高い米を得ることができれば、炊飯米から日常的にRSを摂取することができ、日本人の健康維持や増進につながることが期待された。今回は難消化性を示すイネの選抜方法と問題点を見いだす事ができたので、今後の難消化性を示すイネの選抜法の基礎的な研究法を確立に寄与する事が考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2022-01-27  

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