研究課題/領域番号 |
18K18624
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
|
研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
窪田 眞二 常葉大学, 教育学部, 教授 (80170033)
|
研究分担者 |
川口 純 筑波大学, 人間系, 准教授 (90733329)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | IB教育の創造 / 自省する教員 / 国内大学入試 / 輻輳性 / 弁証法的発展 / IBコンピテンシー / 国際比較 / 大学入試改革 / 日本型IB教育の創造 / 高大接続 / 比較研究 / 国際比較研究 / 国際バカロレア / 日本型教育 / 日本型の教育 / IB教育の導入 / 国際協働研究 / 教育理念 / 用語の検討 |
研究成果の概要 |
本科研は日本型教育とIB教育との相互発展を主眼として、国際協同研究を実施してきた。国際的な教育プログラムであるIB教育を日本の学校現場が単に批判もなく、導入するのではなく、批判的にかつ日本の教育のこれまでの知見や経験を基にいかに「受容していくのか」という点を念頭に置きながら、研究を推進してきた。文科のIB事業とも連携して、国内のIB校16校、計70名の教員の参加を得て実施した大掛かりな研究となった。質的調査と量的調査を混合させて調査を実施した。量的調査としてIBDP生に対する質問紙調査を実施し、3年間の経年変化を把捉した。次に当該質問紙調査の結果を基に、教員に対するインタビュー調査を実施した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
具体的な研究成果としては、IB教育と日本の教育の教授法に関する特徴を相対的に明らかにしただけでなく、教員が多種多様な教授法や探究型学習へのアプローチ法をいかに習得、確立していくのか、その過程を明らかにした。また、IB授業の実践における困難や課題を教員自身がメタ認知する機会も提供することとなった。 この様に本科研の実績としては学術的に示唆に富む結果が得られただけでなく、実践的にも時機を得た非常に有意義な研究成果を得ることが出来た。また、本科研で構築された授業研究の教科グループは今後も継続的に実施されることになり、自立的な持続発展性が高い研究となった。
|