研究課題/領域番号 |
18K18634
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
東原 貴志 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10370850)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 技術教育 / 農業教育 / 生物育成技術 / 検査 / 指導内容 |
研究成果の概要 |
技術・家庭科技術分野の「C 生物育成に関する技術」の酪農に関する講義、酪農実習の授業参観を行い、荒木ら(2018)が発表した「動物の飼育」の教育内容例に基づく授業内容の分析を行った結果、収穫段階に関わる生物管理、品質・収量の評価技能を含む内容で構成されていることが明らかとなった。また、中学校の実習内容に関連した、高等学校農業科「作物」、「野菜」、「草花」、「畜産」および森林科学関連科目の教育内容を高等学校学習指導要領より分析し、生物育成の学習過程にあてはめて分類した結果、いずれの科目においても,生物育成の学習過程に沿って配列されており、中学校技術科の指導内容の検討に有用と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、中学校技術科で広く行われると考えられる酪農実習の内容について、「評価」の観点から分析することができた。その結果、限られた授業時間の中で「評価」の観点を含めた技術科教育の目的を達するために必要な授業の内容構成が明らかとなり、外部講師(大学教員等)が中学生に説明する内容について明確となった。 さらに、高等学校農業科の関連科目の分析を行った結果、内容構成に関連が見られることが明らかとなった。高等学校農業科で扱われる品質・収量などの「評価」に関する学習内容を、中学校技術科の探求的な学習課題として扱うことで、中高接続に資する授業内容が構成できると考えられた。
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