研究課題/領域番号 |
18K18642
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
西ノ平 志子 三重大学, 工学研究科, リサーチフェロー (40782660)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 楽器演奏支援装置 / 上肢障害者 / リハビリ / 音楽教育 / 支援装置 / 障害者 / 身体機能 / ギター演奏 / 上肢 / 楽器演奏 / 脳性まひ / ギター / モチベーション / 学習意欲 / 演奏支援装置 / 障がい者 / 演奏補助 / 学習 |
研究成果の概要 |
これまでの楽器演奏支援は、上肢障害者が自分の練習したい楽器に対して、長期にじっくりと関わることや、演奏技法の向上や楽器への注目は考えられていない。本研究では、「楽器を使った学習」ということを基本的な考えとし、障害者が自主的に楽器演奏練習に取り組むために必要な支援を研究により明らかにした。また、障害者がリハビリテーションをしなくてもすぐに楽器演奏ができ,演奏スキルの向上目的の支援はしない楽器演奏支援装置「F-Ready」を提案した.長期使用実験により,障害者がF-Readyを使い,自主的に長期の楽器演奏練習実験に取り組むことができることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、障がい者に、楽器演奏の学習のみでなく動作のリハビリも同時にしようとするところに新しく意義があるものであると考える。本研究で開発した楽器演奏支援装置により、リハビリと学習が同時にできるようになり、健常者がする楽器演奏ができるようになる学習の楽しさを「リハビリ」にまで広げられ、演奏の中に組み込まれたリハビリ動作を楽しんで実施することができる。本研究での効果は、このような学習とリハビリを織り交ぜてリハビリ効果を高めることが期待でき、意義があると考えられる。
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