研究課題/領域番号 |
18K18645
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
成田 一人 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (50404017)
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研究分担者 |
仲矢 史雄 大阪教育大学, 科学教育センター, 教授 (90401611)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 視覚障がい者支援 / フォトグラメトリー / 点字 / 点図 / 凸図 / 3D印刷模型 / ものタグシール / IoT / 凸図印刷 / 3D印刷 / 3Dプリンター / 点図・立体コピー / 視覚障がい / 支援アイテム / スマイルアルバム / 点図製図教材 / 3D模型 |
研究成果の概要 |
複数枚の撮影写真からフォトグラメトリー法により,クモ,ハチ,チョウ,アリ等のリアルな形状を3D-CADデータとして取得した。これらのデータを用いた3D印刷により,机上で扱える手のひらサイズの3D模型を完成させた。さらに,視覚障がいのある人が理解できる路線図を開発した。点字と凸図を用いて紙上に印刷した路線図に,さらにNFCタグシールを用いたIoT技術を導入することにより,音声情報の提供を可能とした。 作製した各支援アイテムについて,全盲の大学生に意見を求めた結果,視覚障がいのある人のニーズに対応した好感の持てる製作物になっており,視覚支援学校での教材利用に適していることが確かめられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視覚障がいのある人は,世界中にいて,日常生活に共通の悩みを抱えている。また,今現在,健常者として不自由なく暮らしている人も,いつ事故・病気等により視力を失い,視覚障がいのある人になるかわからない。見えない生活の中で,手で触れて理解できる教材は,「視覚障がいのない人が見ている世界」と「視覚障がいのある人が見ている世界」をつなぐ貴重なコミュニケーション伝達媒体になる。 本研究での製作物は,視覚障がいのある人だけでなく視覚障がいのない人にとっても,様々な形状を把握し,その仕組みを理解する上で意義ある支援アイテムになると考えている。絵画・音楽などの芸術作品と同じく,世界共通の支援アイテムになり得る。
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