研究課題/領域番号 |
18K18646
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
坂本 美紀 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90293729)
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研究分担者 |
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (00324898)
伊藤 真之 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (40213087)
松河 秀哉 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (50379111)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | オープンサイエンス・リテラシー / オープンサイエンス / 科学リテラシー |
研究成果の概要 |
科学への主体的な参加・支援に必要な資質・能力・態度の具体に基づいて,オープンサイエンス・リテラシーのための教育目的として,次の2点を設定した。科学的論証を構成する能力の育成,科学技術が関わる社会的問題を解決する能力の育成である。まず,個々のリテラシーに関する教育内容・教育方法・評価方法を開発した。開発したプログラムを小規模な研究フィールドにて実施し,成果評価の結果をもとに教育内容と教育方法の一部を修正・改善した。成果評価のデータを収集し,改善版プログラムの効果検証を行った。得られた知見をもとに,市民の科学への主体的な参加・支援を促進する教育モデルを構築するためのデザイン指針を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体系的な評価と改善のサイクルを採用したリテラシー育成の研究という点に,学術的価値が存在する。リテラシーの獲得に関する量的・質的評価の結果をもとにプログラム内容を改善して再検証を行ったことで,実証データに基づく指導法ならびに評価法の提案が可能になった。科学への参加を通して,現実社会の問題解決に寄与するプロセスそのものを体験的に学ぶプログラムは,学習効果としてのリテラシーの評価法と組み合わせた場合,市民の活動を充実させるのみならず,教員養成など,大学教育の高度化に貢献できる可能性を持っている。
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