研究課題/領域番号 |
18K18679
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 苫小牧工業高等専門学校 |
研究代表者 |
松田 奏保 苫小牧工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (70300506)
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研究分担者 |
松尾 優子 苫小牧工業高等専門学校, 創造工学科, 准教授 (60621216)
佐々木 彩 苫小牧工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (90459834)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | グローバル教育 / キャリア教育 / リーガルマインド / 国際私法 / 協働教育 / 共同教育 / グローバル / 技術者 |
研究成果の概要 |
リーガルマインドを育成するキャリア教育を立ち上げ、アジア基盤の新たなグローバル・エンジニア育成プログラムの開発を目的として、香港とシンガポールの学生と教員、および本校学生と香港で働く日本人に対するキャリア教育とグローバル教育に関する状況調査アンケートを行った。これらの結果を比較・分析することで、それぞれの意識・状況の傾向を把握することができた。その内容はISATE(国際工学教育研究集会)において研究発表と論文投稿をし、研究論集に掲載された。これらの分析結果に基づいて開発したプログラムに、香港で働く日本人によるキャリア教育を組み込むさらなる改善を行い、今後香港の海外協定校と実施する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発するプログラムは、アジア諸国のキャリア教育の調査分析に基づいた海外協定校との共同キャリア教育と、その中にリーガルマインド育成のための国際私法の教育を取り入れることが大きな特徴である。これはグローバル人材育成の方法として今までにない極めて挑戦的な取り組みであり、「アジアの中の日本」という視点も求められるこれからの日本の教育にとって、非常に大きな意義がある。グローバル・エンジニアに求められる素養は、多様な人種がいるグローバルな地域において一定期間生活し、現地のスタッフと議論・相互理解・問題解決ができることであり、その点においても本プログラムは非常に高い効果をもたらすことができる。
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