研究課題/領域番号 |
18K18682
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
|
研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
四宮 一郎 熊本高等専門学校, リベラルアーツ系総合科学グループ, 教授 (10226160)
|
研究分担者 |
入江 博樹 熊本高等専門学校, 拠点化プロジェクト系グローバルリーダーシップ育成グループ, 教授 (70249887)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 防災教育 / 課外活動 / 防災設備 / 生活雑水 / ボランティア / 生活雑水の確保 / 日常生活 / ボランティア育成 / 日常使用 / 生活水 / 教育的効果 / 体育科教育 / ライフライン防災 |
研究成果の概要 |
本研究は、高専や高校において競技種目を行う課外活動での競技外の教育的な指導が、災害時に学校が避難所ととなった際に、学校の人的資源として役立つためのボランティアの育成を目的とした。 水の確保については、ボランティア学生たちと検討した結果、いつでも水が使用できることや比較的避難所から近いことなどから、プールの水を利用することとした。水の汲み上げには機械式ポンプや手動式ポンプを用いた。これらを利用するために、課外活動時にグランドへの散水や水泳授業時にプールサイドへの散水で使用方法を学んだ。また、くみ上げた水を効率的に運ぶ方法についても学生同士で話し合い、行動できるようになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
課外活動の教育的効果に関する指標の一つとして提供できると考える。 防災対策では非常時の議論をすることが多いが、日常で行えないことは、非常時でも行うことが難しいことからすれば、日常から備えておくことが望ましい。日常から非常時をシームレスにつなぐことを学生たちに意識させるきっかけを与えることができるとともに、ボランティアとして、災害時に何ができるのか自ら考える力を養うことができる。さらにボランティア活動を通して、防災への意識も高めることができる。
|