研究課題/領域番号 |
18K18685
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
宇佐美 まゆみ 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, 教授 (90255894)
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研究分担者 |
山崎 誠 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語変化研究領域, 教授 (30182489)
小川 都 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, プロジェクト非常勤研究員 (00824822)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | WEB教材 / 自然会話教材 / 共同構築型教材 / コミュニケーション能力養成 / 会話能力 / 語用論 / リソースバンク / 高度共有化 / WEB教材 / 自然会話リソースバンク / 生教材 / オンライン教材 / e-ラーニング / コミュニケーション能力 / 談話研究 / 第二言語習得論 / 自然会話 / 相互作用 / 共同構築 |
研究成果の概要 |
この研究では、「研究用」と「教材用」の2つから成るNCRB(Natural Conversation Resource Bank)という「自然会話リソースバンク」というプラットフォームを構築して、収集や文字化に膨大な時間と労力がかかる「自然会話の分析」に必要なデータを搭載し、それらのデータを用いた「自然会話を素材とする教材」をオンラインで作成するためのテンプレートを、広く関連の研究者、教育者に活用してもらえるようにした。「研究用」のほうには、『BTSJ日本語自然会話コーパス(トランスクリプト・音声)』(2021年3月版、446会話)を搭載し完成させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①世界に先駆けて「自然会話を素材とする教材」をオンラインで作成できるようにするとともに、教材が「共同で」構築できるようにすることによって、教育者各自の労力を軽減し、且つ、より多くの教材を活用できるようにした点。②「研究用」のほうに搭載した『BTSJ日本語自然会話コーパス(トランスクリプト・音声)』(2021年3月版、446会話)は、「教材作成用」のデータとしても利用できる点。③これらによって、研究者、教育者各自の負担を減らすとともに、今後の自然会話教材のオンライン上での高度共有化に向けての「共同体」の形成・発展のための「基盤」を構築し、コミュニケーション能力の養成に貢献できた点。
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