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精神疾患の客観的指標となるGPSマーカーの開発と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K18687
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分10:心理学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

小池 進介  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10633167)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードスマートフォン / 症状評価 / 治療予測 / 行動履歴
研究成果の概要

本研究はスマートフォンのGPS機能を用いて、ユーザーに負担をかけずに行動を記録し、精神疾患を客観的に把握できるGPSマーカーの開発を行うことが目的である。東京大学全学倫理委員会で承認された方法に則って実施し、すべての被験者からは文書同意を得た。抑うつ症状を呈する30名の精神科受診者に、主治医および本人から背景情報を取得し、その後、1か月おきに本人より自覚的な抑うつ症状、就労就学状況などを取得している。また、思春期コホートより70名の参加者を得て同様のデータ取得を継続している。対象医療機関周辺の行動履歴データ500名分あまりの提供を得て、コントロールとして解析する。現在、前処理を進めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

精神疾患の診断・症状評価・治療予測・治療評価・再発予測を客観的に把握でき、将来的に補助診断に応用できる可能性がある。また、見出された行動マーカーを自身で参照することにより、自覚的な症状把握、症状改善などに応用できる可能性がある。さらに、精神症状の予防という観点からも早期介入が期待できる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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