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概日リズムを取り入れた生活環境下で聞こえるサイン音に対する新評価方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K18706
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分10:心理学およびその関連分野
研究機関地方独立行政法人大阪産業技術研究所

研究代表者

片桐 真子  地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 和泉センター, 研究員 (50359379)

研究分担者 若村 智子  京都大学, 医学研究科, 教授 (40240452)
長島 俊輔  京都大学, 医学研究科, 助教 (80826503)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードサイン音 / 定位反応 / 心拍変動 / 気づきやすさ / 客観的評価 / 気づきやすい音 / オリエンティングレスポンス / 概日リズム / RRI / RR間隔 / 生活環境 / 評価法
研究成果の概要

私たちの生活環境には、何らかの情報やメッセージを伝える役割を果たすサイン音と呼ばれる聴覚信号が存在する。本研究では、日常生活を模擬した環境で音刺激にさらされたときの心拍の定位反応(OR)に基づいて、予期せぬ音に対する人の反応の違いを客観的に評価する方法を提案した。周波数と音色の異なる16種類のテスト音を作成し、概日リズムを考慮した実験プロトコルに従って22名の成人男性を対象に聴取実験を行った。テスト音に対する気づきやすさは、テスト音の提示前後5拍の心拍のRRIから算出したOR値で評価した。この方法により、時間帯の影響を受けにくい音が明らかになり、聴覚信号として有効な音を抽出することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトの暮らしと関わりの深いサイン音は、どのような状況下においても正しく知覚されなければならない。しかし多くの場合サイン音の評価は、静かな実験室において提示された音のみに対する主観的調査が一般的である。これでは、日常生活の一般的な環境音から対象とするサイン音の評価結果と乖離する可能性もある。そこで、心拍の定位反応に着目し、予期せぬ刺激に対する人の反応の違いを客観的に評価する手法を検討した。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日常生活の安全・安心を支えるサイン音の特性に関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      Katagiri Mako
    • 雑誌名

      AUDIOLOGY JAPAN

      巻: 65 号: 1 ページ: 35-43

    • DOI

      10.4295/audiology.65.35

    • ISSN
      0303-8106, 1883-7301
    • 年月日
      2022-02-28
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 日常生活で気づくサイン音に対する健康成人の心拍変動を用いた定位反応による評価2018

    • 著者名/発表者名
      片桐真子、長島俊輔、若村智子
    • 学会等名
      日本生理人類学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2025-01-30  

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