研究課題/領域番号 |
18K18724
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
プラシデス コスマス 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 教授 (90719006)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | Molecular nanocarbons / Superconductivity / Endohedral fullerene / Dual doping / Magnetism / nanocarbon molecules / superatoms / superconductivity / dual doping |
研究成果の概要 |
超伝導体の多くは原子から構成されるが、分子からなるものも存在する。例として、超原子フラーレン(C60)は最高で38 KのTcを示し、高磁場(>90 T)でもゼロ抵抗を保つことで知られている。より優れた超伝導体へのアプローチとして、我々はLi+がC60-内に取り込まれた内包フラーレン [Li@C60]を用いた。デカメチルフェロセンを用いたLi+@C60の還元による電気的中性化Li+@C60(-)、および温度・圧力可変条件における内包フラーレンの構造同定を達成した。内外双方向から金属をドープしたA+n[Li+@C60(n+1)-]を複数回単離しており、構造と電子物性の解析が進行中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The project led to enhanced understanding of molecular superconductors. Beneficiaries are molecular electronics researchers. There are significant benefits to society (infrastructure and reduced energy usage, sustainable carbon components, reduced use of scarce metals) and industry (new materials).
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