研究課題/領域番号 |
18K18752
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分14:プラズマ学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
志村 考功 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (90252600)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | X線 / イメージング / 光源技術 / 位相イメージング / 元素識別 / 量子ビーム / X線 / 非破壊検査 |
研究成果の概要 |
埋め込みX線ターゲットによる冷却効率の向上、空間コヒーレンスの変調をマルチライン状のランタン埋め込みX線ターゲットについてシミュレーションで確認した。さらに、ターゲットを作製し、X線位相イメージングに適用することにより検証を行った。また、複合ターゲットにすることによりX線エネルギーを変調し、従来法では識別が困難な元素番号の近い鉄と銅、イットリウムとモリブデンの元素識別を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
透過型X線撮像装置は物質の内部を非破壊で観察できることから様々な分野で活用されている。医療分野では依然としてX線診断は、各レベルの診断で重要な役割を果たしている。また、最近では製品の安全、安心、信頼性への関心が非常に高まっている。安全・安心な社会の実現のためには、医療用としては低被爆線量と高精度診断の両立、非破壊検査装置としては検査精度の向上と低コスト化を両立し、多様な要求に答えていく必要がある。 本研究では申請者が提案する独自の構造化X線光源を用いた新たな透過型X線撮像法の実証を目的とする。従来光源と比べ様々な点で優位性があるため、従来光源を置き換えていく破壊的技術になると考えている。
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