研究課題/領域番号 |
18K18803
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
道畑 正岐 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70588855)
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研究分担者 |
高橋 哲 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (30283724)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | WGM / 光共振器 / 球体 / 直径 / テーパ光ファイバー / Whispering gallery mode / 光共振 / 屈折率 / 標準計測 / 微小球共振 / 微小球 / 直径計測 / モード解析 / テーパファイバー / 伝搬定数 |
研究成果の概要 |
本研究では、従来にない全く新規な測定原理を提案・確立し、従来精度を遥かに上回る1 mm以下のマイクロ球径を10 nm以下の測定不確かさで計測・評価可能な標準計測技術の構築を目指している。本研究では、Whispering gallery mode共振を用いて手法を提案している。本研究課題では、直径計測を行いその性能について評価した。構築したシステムを用いて、複数のWGM共振波長を測定し、それらの波長からモード解析を行った。得られたモード番号から直径を見積もった結果、最大のばらつきは7 nm程度であり、非常に高い精度を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Whispering gallery modeは非常に小さくまたQ値の高い共振器が得られるため、例えば、センサーやフィルターなどで非常によく用いられる。一方で3次元共振器のため、非常に多くのモードが立ち、そのモード特性を正確に把握することは容易ではない。我々は、半径モード番号の特定手法お新たに提案し、その有効性を示すことができた。これはWGMを用いた研究において非常に重要性が高いと考えられる。
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