研究課題/領域番号 |
18K18804
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
中本 圭一 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90379339)
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研究分担者 |
笹原 弘之 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00205882)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 工程設計 / フライス加工 / トポロジー最適化 / 複雑形状部品加工 / 切削加工 |
研究成果の概要 |
3次元形状の複雑な工作物にトポロジー最適化を適用し,荷重の位置や大きさ,方向に応じて工作物の支えも含めた加工途中の最適な工作物形状を算出した.また,トポロジー最適化の計算で用いる設計変数によって,荒加工工程の各加工段階での工作物形状の差である,複数の除去領域の加工順序を決定する妥当性を検証した.さらに,トポロジー最適化の計算における収束過程の設計変数を用いて,各加工段階の工作物形状と除去領域の加工順序を同時に決定する手法を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既に実績ある汎用性・効率性に着目すれば,切削加工は先進的な材料や創造的な形状を迅速に加工するアジャイル生産(ものづくり)に最も適した加工法と考えられる.これまで工具や加工条件など膨大な組合せのため標準化が遅れていた切削加工の工程設計において,本研究により曖昧な暗黙知を明確な形式知へと変換しながら技能の体系化を進めることで,合理的で妥当性ある工程設計が可能になれば切削加工の大きな革新となる.
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