研究課題/領域番号 |
18K18805
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
柴田 隆行 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10235575)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 原子間力顕微鏡(AFM) / AFMナノ加工 / 酸化チタン光触媒酸化反応 / チップ増強ラマン分光法(TERS) / 細胞操作 |
研究成果の概要 |
本研究では,将来のナノ・バイオテクノロジーを支える革新的な製造基盤技術として,原子間力顕微鏡(AFM)を応用した新規なナノ加工・計測技術の開発を行った.具体的には,光触媒であるTiO2を被覆したAFMプローブを用いた細胞のナノ加工技術(光触媒酸化反応)と,Agナノ粒子を被覆したAFMプローブを用いた細胞内の生体分子の動態イメージング技術(チップ増強ラマン分光法:TERS)を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療・医薬分野のさらなる発展には,生命現象の統合的理解とその制御が必要不可欠となる.このためには,ゲノム,タンパク質,糖鎖などの生体分子の構造・機能解明に加えて,生命活動の基本単位である細胞の機能を解き明かすことが,ライフ・イノベーション創出の命題となる.本研究では,生きた細胞を低侵襲で加工し,細胞内部の情報を一分子レベルで可視化する技術を確立した.細胞の機能発現過程を高度に制御・可視化する本提案技術は,生命科学の基礎研究における強力なツールとなり得る.
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