研究課題/領域番号 |
18K18826
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分19:流体工学、熱工学およびその関連分野
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
井上 修平 広島大学, 工学研究科, 准教授 (60379899)
|
研究分担者 |
千足 昇平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50434022)
井ノ上 泰輝 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (00748949)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 界面 / マイクロナノ / ガスセンサー / センサー / カーボンナノチューブ / 吸着 |
研究成果の概要 |
基板上に塗布されたCNT-CNT界面への分子吸着が近傍の誘電率に影響を与えることで薄膜の電気伝導性が変化することが実験的に確認された。薄膜の厚みがどの程度影響を与えるかを実験的に観察した。当初、CNTネットワークは空隙が大きく、分子スケールから考えると厚みはほとんど影響を与えないものと思われたが厚みを変化させてみると感度の低下が観測された。申膜厚を細かく変化させて影響を観察することで吸着分子の実行浸透深さを求めることに成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在主流のガスセンサーは消費電力が大きく、電源から独立して使用することができない。カーボンナノチューブを利用した超低電力ガスセンサーを実現するためにガス分子吸着による応答メカニズムを解明することを目的とし、成果を得た。このセンサーは吸着ガスの物理特性が影響するため分子種の特定まで将来的に期待できる。ナノスケール界面での電子輸送を明らかにすることはエレクトロニクスや生体医工学の分野への波及・貢献において期待できる。
|