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振動により動力を伝達でき負荷に応じ変速する無段変速機の設計方法の確立とその実現

研究課題

研究課題/領域番号 18K18836
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分20:機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
研究機関広島大学

研究代表者

高木 健  広島大学, 工学研究科, 准教授 (80452605)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワード動力伝達機構
研究成果の概要

振動で動力を伝達でき,環境の負荷に応じて減速比が変化する無段変速機を開発することを目的とする.振動により動力を伝達できるため,これまで動力伝達が困難であった場所にも動力伝達できる.この変速機の構造はシンプルであり,雌ねじとそれよりも少し外径が小さい雄ねじによって構成される.製作した本機構の大きさは直径3㎜,長さ10㎜の円筒に収まるものである.また,質量は約0.3gである.230Hzの振動で1.0㎜/sの直線運動を行うことに成功した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

モノを動かすことは機械の大きな使命の一つである.工場では機械がモノを動かし加工し,組み立て,運ぶ.人間社会では車,飛行機,電車,家電,医療機器,検査機器に及ぶまで,機械がモノを動かしている.新たなモノを動かす方法が創出されれば,この機械の分野にイノベーションが起こるであろう.しかし,歯車,ワイヤなどを用いる方法の組み合わせによる動力伝達方法では,動力伝達可能な範囲は限定的である.そこで本研究では従来とは異なる動力伝達方式として振動により動力を伝達する機構を提案しその機構を検証した.

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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