研究課題/領域番号 |
18K18838
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分20:機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
梅津 信二郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70373032)
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研究分担者 |
坂口 勝久 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (70468867)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 心筋細胞 / スマートエレクトロニクスシート / 孔 / スキャフォールド / 心筋細胞組織 / エレクトロニクスシート / 生体情報 / バイオエレクトロニクス / サイボーグ / バイオファブリケーション |
研究成果の概要 |
未病の治癒やヘルスモニタリングを目的として、シート状のエレクトロニクスを皮膚などの生体組織表面に設置し、生体シグナルを計測する研究が近年盛んである。また、自律して拍動する心筋細胞を利用したバイオアクチュエータが注目されている。前者においては、心筋細胞の動きを極力妨げない足場材料(スキャフォールド)が必要であり、後者においては、局所的に機械剛性が異なるスキャフォールドを開発することによって、ユニークな変形を実現可能である。 これらのニーズを達成するに、本研究では、超薄膜エレクトロニクスに対して局所的に孔を設ける製造方法を確立した上で、機械特性・バイオ特性に関する調査を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薄膜エレクトロニクスは十分に薄いため、心筋細胞の動きを妨げにくいというメリットが既にあります。しかし、薄膜エレクトロニクスに孔を設けることによって、スキャフォールドとしての剛性をさらに低下できますので、心筋細胞の動きをさらに妨げにくくなります。そして、孔があることによって、心筋細胞同士の物理的な接触がさらに増えることによるバイオ特性の向上におけるメリットも得られました。
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