研究課題/領域番号 |
18K18864
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
東川 甲平 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (40599651)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 高温超伝導コイル / 保護 / 高温超伝導マグネット / エネルギー貯蔵 / コイル保護 |
研究成果の概要 |
超伝導応用は他の技術では為し得ないほどの高磁界を発生できる電磁石応用がその根幹を支えており、高温超伝導線材の開発進展によって、従来の低温超伝導線材による電磁石応用が一変しようとしている。一方、高温超伝導マグネットは、その保護技術に大きなボトルネックを抱えており、あと少しのところでその応用展開が行き詰っている。そこで本研究では、これまでのコンセプトにとらわれない革新的な手法により、この問題を解決する高温超伝導コイルの保護動作を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究による成果は、高温超伝導マグネット応用においてボトルネックとなっていた過電流による巻線の焼損と過電圧による巻線の焼損の双方を回避するものであり、同応用における従来の設計制約を取り払い、同応用の拡大・展開に大きく資するものである。具体的には、高温超伝導線材において焼損を防ぐために付加されている銅などの厚い安定化層が不要になり、実効的な電流密度の大幅な向上による応用機器の小型化や線材使用量の低減が期待される。
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