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膜ファウリング物質を資化する好低温グラム陽性菌の単離と応用技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K18889
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分22:土木工学およびその関連分野
研究機関中央大学

研究代表者

山村 寛  中央大学, 理工学部, 教授 (40515334)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワード膜分離活性汚泥法 / 酵素処理 / 膜ファウリング / 細菌の単離 / 活性剤 / バイオポリマー / 酵素 / バチルス属細菌 / 膜分離汚泥法 / Membrane bioreactor / 低水温 / 膜ろ過 / 枯草菌 / 酵素分解 / 好低温細菌
研究成果の概要

膜分離活性汚泥法は、既存の標準活性汚泥方と比較して極めて高度な処理水を得られる一方で、膜の目詰まりが課題となっている。本研究では、低温で膜ファウリング物質を分解しうる菌を探索することを目的として研究を実施した。低温で馴致した汚泥から、バイオポリマーを基質として利用する細菌を単離することに成功し、中温時とは全くことなる細菌が低温時に活動することが明らかとなった。また、低温時にこれらの細菌が活動することで、膜ファウリングが抑制できることも確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

低温で活性化する細菌を発見し、その細菌がバイオポリマーを分解する酵素を生成することが明らかとなった。この酵素は、膜を洗浄する際に有効となることから、従来の次亜塩素酸や硫酸のように膜を薬品により傷つける心配なく、洗浄が可能となる。膜交換の頻度を伸ばせる可能性があることから、膜分離活性汚泥法の維持管理費用を大幅に低減できる可能性が示された。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 活性汚泥単離細菌の多糖およびタンパク質分解酵素活性2019

    • 著者名/発表者名
      押 かすみ、山村 寛
    • 学会等名
      第53回日本水環境学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] バイオポリマー分解Bacillus sp.の生理特性2018

    • 著者名/発表者名
      押かすみ, 山村寛, 渡辺義公, 田口和之, 平岡睦久
    • 学会等名
      下水道研究発表会講演集 55th
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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